一度届けたことがある場所って覚えているもんですね。バイクで走っていて「以前もここに来たことあったな」と思ったりしますが、昨日通ったのは以前に配達でクレームを受けたかたのアパートの前でした。鮮明に覚えています。

先に書きますと、お客様は全く悪くない話になります。

お寿司が崩れている状態にしてしまい届けていました。ピックは寿司居酒屋で、私は初めて知るお店でした。自転車での道中には、けもの道のような険しいところもあって、より一層そうなったのかもしれません。でももしかしたら、それまでの他の寿司案件でも崩れていたのかもしれません。

お客様は感情的になっていました。お詫びしつつ、運営とも連絡をとって、冷静に粛々と相談・対応して納得していただきました。

クレーム対応については、思い返せばこれまでの仕事で若い頃からしばしばやっていたように思います。ある時は、クレームを受けたスタッフが反社の事務所に軟禁されたと連絡があり、連れ戻しに行ったことがありました。そこで訴訟だ和解金だと話が出て、「訴えてやる!」って。 「訴えてください、裁判でしっかり対応させていただくので」みたいなことを言って出てきたように思います。

この他にも仕事をしていく中で、クレーム対応の現場で「訴えてやる!」って10回くらいは言われたことがあります。そのあと転職してからはそういったシーンに遭遇していないため、恐らく所属していた会社の仕組みのどこかに問題点があったのでしょう。でもこの言い方って、上島竜兵のギャグがその人の記憶のどこかにあって言っているんだと思うんですよね。こちらは目が笑ってしまわないように堪えながら話していたと思います。

ちょっと話が逸れました。寿司の配達について。

冒頭のクレーム以降、しばらく遠慮していたのですが、先日久しぶりにやりました。某チェーン店のもので、3人前の桶タイプです。距離はかなり近く、国道沿いピックから、道をまっすぐ国道沿いドロップです。リハビリ案件として簡単なものを選んで。

幹線道路で車はスピードを出していますが、舗装ガタガタのところもあり、周りに迷惑をかけない程度に、控えめに、慎重に進みます。

お届けのときに袋のすき間から中が少しだけ見えたのですが、、、どうやら若干崩れているように見えました。

そして私の評価画面には「BAD」&「商品破損させた」が出ております。「プロ意識がない」とも。

やはりしばらくやめておきます。